2011年05月11日
可睡斎護国塔勉強会1
明治の建築家「伊東忠太」が設計した、袋井市の可睡斎護国塔が今年建立100年を迎えます。
これを記念して公開講座を行っています。
その第1回目の紹介です。
「護国塔碑文を読み解く」 講師:沼倉 昇(静岡理工科大学教授)
護国塔の脇にある碑文について、沼倉先生に解説を頂きました。
碑文については可睡斎にも詳しい資料がないので、石碑を写真でとって一文字一文字読み解いていきました。
漢文で書いてあるうえ、現在使われていない漢字があり、解読は難航しましたが、
沼倉先生の尽力で9割がた読み取れたのです。
そこには、日露戦争の開戦から講和にいたるまでの経過から、日置黙仙可睡斎主が戦没者追悼の大願を掲げ、この地に護国塔を建立するまでの由来が記されていたのです。
休憩後、日露戦争の概略について学んだあと、護国塔の建立を発願した可睡斎斎主、日置老師が戦死者の追悼のために赴いた韓国・満州の旅の記録「日置黙仙老師満韓巡錫録」から護国塔建立に至った経緯を学ぶこともできて、大変有意義な講義でした。
これを記念して公開講座を行っています。
その第1回目の紹介です。
「護国塔碑文を読み解く」 講師:沼倉 昇(静岡理工科大学教授)
護国塔の脇にある碑文について、沼倉先生に解説を頂きました。
碑文については可睡斎にも詳しい資料がないので、石碑を写真でとって一文字一文字読み解いていきました。
漢文で書いてあるうえ、現在使われていない漢字があり、解読は難航しましたが、
沼倉先生の尽力で9割がた読み取れたのです。
そこには、日露戦争の開戦から講和にいたるまでの経過から、日置黙仙可睡斎主が戦没者追悼の大願を掲げ、この地に護国塔を建立するまでの由来が記されていたのです。
休憩後、日露戦争の概略について学んだあと、護国塔の建立を発願した可睡斎斎主、日置老師が戦死者の追悼のために赴いた韓国・満州の旅の記録「日置黙仙老師満韓巡錫録」から護国塔建立に至った経緯を学ぶこともできて、大変有意義な講義でした。
Posted by kura-ft at 14:22│Comments(0)
│文化財