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2013年10月07日

入野まちめぐり

浜松市の入野地区は比較的古い建物が多く残っている地域です。
建築士会で、50年以上経過している建物の調査を行いました。
入野まちめぐり
こんないい感じの建物がありました。
50年前というと昭和38年以前となります。まだ、全国的なハウスメーカーは創世記で地方ごとに特色ある住宅が建てられていた時代です。
入野まちめぐり
年代を見分ける方法の一つが「瓦」、昭和30年代頃まではまだ瓦は地元で生産されていました。
当時の瓦は焼きが甘いので色艶が現在の瓦より鈍く、見た目でわかります。
入野まちめぐり
もっと古い年代では、瓦が少し小さいのでより解りやすいです。上の建物は、明治時代に建てられた住宅で、戦後ここに移築されたものでした。
入野まちめぐり
この瓦は戦後流行した「セメント瓦」、ある年代に流行った建材は年代を推測するのに役立ちます。
入野まちめぐり
この奥に見えている建物はあれではないでしょうか?
入野まちめぐり
やはり、戦後の「ガチャマン景気」時代の織屋工場、のこぎり屋根が特徴です。
入野まちめぐり
入野にはまだ多くの「のこぎり屋根」が残っています。


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