2013年09月28日
古民家その2
前回に引続き古民家です。このお宅は浜松市のM邸、現役の住宅です。
外観を見ると歴史を感じる建物ではありますが、いわゆる古民家と言うよりは田舎の古びた家という感じがする程度です。
しかし、室内からみあげると、重厚な木組みを見ることができます。
実は、外観からは解らないのですが、この建物も、新城の望月家と同じく、元は釜谷建ての分投型民家なのです。
しかも、元禄時代より古い次代に建築された可能性が高いのです。
文化財として往時の形を復元して残していくこと、とても大切なことです。
しかし、何度も生活に合せて形を変え、大切に使われていく、このことこそ、住宅として大切なものではと直感的に感じてしまうのはなぜでしょうか?建物が活きている気がします。
Posted by kura-ft at 20:01│Comments(0)
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