2009年11月14日
耐震診断

このお宅、実は38年前に築20年の別の住宅の骨組みを使って建てられたものでした。
少し前までは、解体した建物の古材を再利用することは普通だったそうです。
建替え前の実家の、自分の部屋も、古材を再利用したものだったことを思い出しました。
建物を解体するときは、その情報が広く流通したようです。

今と違い昔は金物で仕口を留めていなかったので、解体するときに材料が壊れませんでした。
そもそも木造の仕口は解体することを前提に考えられています。
日本人の木材を大切に使おうとする気持ちが伝わってきますね。
この家も耐震補強をして末永く使われればいいですね。
Posted by kura-ft at 12:53│Comments(0)
│建築一般