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2007年03月26日

耐震改修

耐震改修能登半島沖地震の発生。 この静岡でも、いつ地震が発生するか、不安がよぎります。

静岡県では「プロジェクトTOUKAI(東海・倒壊)0」という木造住宅耐震補強補助制度があります。

昭和56年5月31日以前に着工した在来工法木造住宅であれば、申し込みができます。

②そして、「静岡県耐震診断補強相談士」による「専門家診断」を無料で受けることができます。
この「静岡県耐震診断補強相談士」として、倉田は度々、対象のお宅に伺って、天井裏に入ったり、床下を這いずったりしているわけです。^_^;

③その結果を踏まえて、建築士による「補強計画」を行う場合には、費用が発生します。
静岡県では、木造住宅を補強するため、補強後の耐震評点1.0以上の補強計画を策定する際に補助制度を活用できます。

④そして、耐震補強工事をする場合に、条件に当てはまる家屋については、補助金が受けられます。
(補助金の内容は若干、市町村によって異なります)

・・・「TOUKAI-0」についてのご相談は、行政の窓口で受付ております。

耐震改修■耐震改修は、その状況によって様々な方法が考えられます。
例えば、お子様が独立して、子供部屋が納戸になっている、といった状態だった住宅。
↑上の写真は2階建てですが、
←荷重を減らす為、思い切って、平屋にした例。

耐震補強工事では、耐震金物や耐力壁をバランスよく補充することによって、外力に対して強固な建物となるよう補強を施します。

しかし、自然に対しては、何事も100%はありえません
建物だけでなく、塀や転倒の可能性のある造作物の補強、もしくは撤去、
室内においても、避難経路のシュミレーションを行ったり、家具の転倒防止をするなどの、事前の対応が必要です。
何よりも、その時にいかに冷静な判断をし行動できるか・・・

・・・言うのは 簡単なんですけどねぇ・・・ icon04

そーゆー我が家も、やっと防災用品を用意しました^0^ <いいのか?こんな 〆 で・・・icon20

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<お詫びと訂正>
最初に投稿した耐震診断の申し込みの手順や補助金の内容が、以前と若干異なっていると、倉田から指摘を受けまして、上記の文を訂正いたしました。

簡単に言うと、地震の際の倒壊家屋を減らす為、住民の皆さんがなるべく手間をかけずに
耐震診断を行うことができるように、そして、実際に耐震の工事が行えるように補助金を増やした、ということです。


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この記事へのコメント
わかります。なんか歯痒いですよねぇ?わたしは関東の出身なので違う角度で我が愛する場所の「静岡」を見ていると思うのですが、なんかこうー・・・行政の敷居が高いような気がします。代表例として、なんで学校の教室にストーブが無いの?
Posted by 店長O at 2007年03月26日 21:57
はは・・・^0^
それでも、静岡は災害に対しての準備は他県に先駆けていると思います。
耐震診断補強相談士や被災建築物応急危険度判定士の制度もそうですが、
例えば、阪神の際には、自治会での訓練があまりされていなかった、というのが、後の反省点にあげられたようです。

静岡では、いざという時に助け合うという心の準備が、自治会という単位の中で訓練されているというのは、やはり素晴らしいことだと思います。

いざという時には、みんなで助け合いましょう!

寒くても、ストーブがなくても、心で暖めあうのさっ p(*^-^*)q
Posted by cloth at 2007年03月26日 22:21
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