2011年11月19日
新築?増改築?
先日、ご相談を受けてお伺いしたお宅は、SH工業で建てられて築30年を経過した住宅でした。
「工務店やリフォーム会社に相談すると、新築した方がいいですと皆さん言うんです」
と奥さんが話してました。
確かに旧大臣認定で強度設計されているので、
(この旧大臣認定は失効しているので現在は既存不適格扱い)
現在の耐震基準に適合するのは難しいため
(構造計算をすれば補強は可能かもしれないが・・・)
普通の工務店は手が出しにくいのです。
(そのため、リホームもSH工業でとなる)
既存の建物に増築する場合、規模によっては既存建物にも現在の法律に適合させる必要性が求められます。
(既存建物から少し離して増築する別棟(脇屋)の形式なら問題なく増築はできます)
建築基準法の法規制の是非はともかく、今の時代、建物の耐震性能は重要な問題です。
安全を証明できない建物に対してリフォームするのはどうかということです。
私たち設計事務所というのは、「設計」をすることが仕事ですから、お施主さんにとって何がベストかを提案できます。
(工務店やハウスメーカーは工事をするのが仕事、工事をしなければ利益は出ない)
それは、その人の人生設計にも関わることなのです。
今必要なスペースが10年後にも必要なのか?
ここで建物にお金をかけて果たして20年後も住み続けられるのか?
いろいろと考えた結果、建築をしないと判断することもありです。
(ハウスメーカーの営業マンなら失格ですけど)
新築?増改築? 今の生活だけでなく、将来のこと、子供のこと、夫婦のこと、
いろいろ考えることがあります、その判断基準の一つに費用対効果があると思います。
家をつくろうと思う時期と言うのはその家族にとっての転換点です。
家族で将来を語り合う良いキッカケとして下さい。
「工務店やリフォーム会社に相談すると、新築した方がいいですと皆さん言うんです」
と奥さんが話してました。
確かに旧大臣認定で強度設計されているので、
(この旧大臣認定は失効しているので現在は既存不適格扱い)
現在の耐震基準に適合するのは難しいため
(構造計算をすれば補強は可能かもしれないが・・・)
普通の工務店は手が出しにくいのです。
(そのため、リホームもSH工業でとなる)
既存の建物に増築する場合、規模によっては既存建物にも現在の法律に適合させる必要性が求められます。
(既存建物から少し離して増築する別棟(脇屋)の形式なら問題なく増築はできます)
建築基準法の法規制の是非はともかく、今の時代、建物の耐震性能は重要な問題です。
安全を証明できない建物に対してリフォームするのはどうかということです。
私たち設計事務所というのは、「設計」をすることが仕事ですから、お施主さんにとって何がベストかを提案できます。
(工務店やハウスメーカーは工事をするのが仕事、工事をしなければ利益は出ない)
それは、その人の人生設計にも関わることなのです。
今必要なスペースが10年後にも必要なのか?
ここで建物にお金をかけて果たして20年後も住み続けられるのか?
いろいろと考えた結果、建築をしないと判断することもありです。
(ハウスメーカーの営業マンなら失格ですけど)
新築?増改築? 今の生活だけでなく、将来のこと、子供のこと、夫婦のこと、
いろいろ考えることがあります、その判断基準の一つに費用対効果があると思います。
家をつくろうと思う時期と言うのはその家族にとっての転換点です。
家族で将来を語り合う良いキッカケとして下さい。
Posted by kura-ft at 07:24│Comments(0)
│倉布人のいえづくり