2010年11月17日
ベタ基礎神話?
とにかくベタ基礎は強いと言う神話が流通していますが、ベタ基礎にすれば何でもいい訳ではありません。
ベタ基礎の厚みは通常15㎝、13㎜の鉄筋を縦横20㎝間隔に入れます。
この程度の厚みの鉄筋コンクリート版では部分的に荷重がかかると折れてしまいます。
一定の間隔(通常4m以下)でベタ基礎の底盤を区画するように設けます。

そのためこのように、人通口の部分を鉄筋で補強します。この補強を適切に施工することが大切です。
軟弱地盤では、ベタ基礎にすることでかえって重量が増えて沈下を促進することもあるので、何でもベタ基礎にすれば良いということではありません。
Posted by kura-ft at 10:53│Comments(0)
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