2007年09月01日
■パリ★二つの凱旋門

京都大学附属図書館 - 電子図書館より
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ミッテラン大統領時代、フランス革命200年を記念して、ルーブル美術館からナポレオンの凱旋門を貫く軸線上、パリの郊外副都心「ラ・デファンス」に、1989年に完成しました。

←写真は、エトワール凱旋門付近から撮ったものです。
高さ110m、幅106m、奥行き110m、ヴォイド(空洞部分)高さ90m、幅70m。36階建。
設計者は ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン/johan Otto von Spreckelsen (デンマーク)
当時無名であった彼のデザインは、国際コンペ応募424案から選ばれ脚光を浴びましたが、その完成をみることなく1986年、この世を去ったそうです。
パリでは、1889年の100周年の際に「エッフェル塔」が記念として建られています。
ルーヴルのガラスのピラミッドもしかり。
古い伝統ある街並みを守りつつ、新しい建築をも受け入れるパリ。
新しい感性の建築は、注目され、世界中の人々がそこを訪れる。
伝統的である都市も、人々の感性も、留まることなく活性化されているのです。
Posted by kura-ft at 10:00│Comments(0)
│パリ