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2007年09月01日

■パリ★二つの凱旋門

■パリ★二つの凱旋門■エトワール凱旋門は、パリを世界一の首都にするため、記念建造物で埋め尽くそうとしたナポレオン1世(1769-1821)の命を受け、フランスの建築家J.F.TH.シャルグラン(Jean-Francois-Therese Chalgrin, 1739-1811)の設計に基づいて1806年に着工、ナポレオン政権の崩壊により中断し、工事開始から30年を経た1836年に完成しました。
                       京都大学附属図書館 - 電子図書館より
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■パリ★二つの凱旋門■新凱旋門(グラン・アルシュ)
ミッテラン大統領時代、フランス革命200年を記念して、ルーブル美術館からナポレオンの凱旋門を貫く軸線上、パリの郊外副都心「ラ・デファンス」に、1989年に完成しました。

■パリ★二つの凱旋門その年7月14日、サミット(先進国首脳会議)が、このグラン・アルシュの最上階の会議場で行われました。

←写真は、エトワール凱旋門付近から撮ったものです。

高さ110m、幅106m、奥行き110m、ヴォイド(空洞部分)高さ90m、幅70m。36階建。


設計者は ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン/johan Otto von Spreckelsen (デンマーク)
当時無名であった彼のデザインは、国際コンペ応募424案から選ばれ脚光を浴びましたが、その完成をみることなく1986年、この世を去ったそうです。

パリでは、1889年の100周年の際に「エッフェル塔」が記念として建られています。

ルーヴルのガラスのピラミッドもしかり。
古い伝統ある街並みを守りつつ、新しい建築をも受け入れるパリ。

新しい感性の建築は、注目され、世界中の人々がそこを訪れる。
伝統的である都市も、人々の感性も、留まることなく活性化されているのです。


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