■倉吉市役所庁舎
再び、倉吉の街に。 ここで、先に静岡に帰る仲間たちと別れました。
私は、早朝の散策で見落とした「倉吉市役所庁舎」へ。
東京大学教授岸田日出刀と助教授
丹下健三が設計し、大林組の施工により昭和31年(1956)に竣工。
建築工事の一部、コンクリート打ち作業などには、建設工事費を削減するため市職員が動員されたと伝えられています。 (現在の外観を見ると、耐震補強がされているようですね)
この庁舎は、構造躯体をコンクリート打放しで表現し、水平線を強調した外観、ピロティや中庭などの開放的な空間構成を併せ持ち、丹下健三の庁舎建築の初期の特徴を示しています。
平成19年に国登録有形文化財(建造物)として登録されています。
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