■鳥取-三徳山(下山の巻-2)
宿坊・輪光院・・・
涼しげな池のある庭。
それを眺めながら、お座敷で、しばしくつろぎます。
三徳山から流れ出た名水を使った名物「三徳豆腐」をはじめ、
山菜を素材にした料理の一品一品は
工夫が凝らされ、本当に美味しく、身体が癒されました。
平成13年の鳥取県での国民文化祭の際、この三朝町で果たして何をしようか、ということになり、この投入堂についての調査を「奈良文化財研究所」に依頼したのだそうです。
それまで、伝説として語られてきた内容が、科学的な根拠を以って明らかになりました。
木材は年輪により平安時代後期のものと判明。
これによって、現存する「神社本殿形式」の建築物では、日本最古のものであることも明らかになったのです。
最近になって、柱が朱色であったことも判明したとか。
幸い、客人は我々のみで、住職が投入堂にまつわるお話を沢山してくださったのでした。
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