収納
住宅の収納面積は、全体の10~20%くらいが望ましいとされています。
たくさんあればいいというものでもなく、あればあるだけ物を詰め込んでしまいます。・・・ね ^_^;
美しく機能的な住まいの為に、
効率の良い収納計画が必要です。
さて、
地震対策のひとつとしてもいわれているのが、家具を置くのではなく、
造り付、つまり、建築の一部としての収納。
扉が開かない工夫は必要ですが、家具の転倒は免れます。
造り付の場合、全体の間取りにも影響しますので、十分に検討する必要があります。
その家庭ごとの使い勝手や、使う人の性格によっても異なります。
一箇所にまとめたい物もあれば、使いたい所に置きたい物もあります。
カックよく見せたい収納も欲しいですし、見せたくない収納も必要でしょう。
また、子供の成長などによって、生活の内容が変ることもある程度予測し、考慮しなければなりません。
←クローゼットの中にスライド書棚とPCコーナーを造った例(リフォーム)
日本の家屋の多くは、尺間のモジュールが基本です。
押入れの半間(909mm)の奥行きは、布団の収納には丁度よいのですが、
ほかの物を入れるには中途半端に奥行きがありすぎます。
奥行きを浅くした方が、物の出し入れには便利です。
また、逆に広げて、1坪ほどの納戸にした方がよい場合もあります。
いずれにしても、
使う人 が中心となって考え、格好ばかりの収納になってしまった、ということにならないよう、設計者と共に検討し、計画をしましょう
そして、
楽しく簡単に片付けができるようになるといいですね
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