二級建築士
12月3日に今年度の二級建築士2次試験の合格発表がありました。
毎年7月~9月の間は、N建学院という業界ではよく知られている、資格学校で製図の講師をしているので、合格発表は大変気になります。
建築士の試験は学科と製図の2回に分かれていて、学科試験の合格者のみ製図試験に進めますが、3回製図の試験に不合格になると、再び学科からやり直さなければならなくなります。
製図の試験は、いまだに手書きです。最近は実務ではすべてCADを使っていますので、受験者の中には、初めて図面を書くなんて人も珍しくありませんが、学科の試験から製図の試験までの約2ヶ月間に図面が書けるようにならなければ、合格しないのですから、大変です。
製図の試験は、4時間半でプランニングから図面の完成までを行う即日設計です。
このために受験者は資格学校にきて生徒として「勉強」するのでが、この「勉強」は大変過酷で、毎週日曜日と祝祭日に朝9時から、夜6時までみっちり図面を書いたうえ、宿題もたっぷりでます。それでも生徒は、自分のために資格を取りたいという熱意でみんな乗り越えていくのです。
合格した人は本当に「おめでとう」よくがんばったよね。
また、残念だった人、がんばった成果は決して無駄にはならないから、来年の合格を目指して再び歩みだして下さい。来年も必ず手助けをしますよ。
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